金沢で1泊して、翌日は市内観光です。
まずは犀川沿いの道を散策しました。犀川は、古くは鞍月用水の水源として、また金沢城の外堀として利用された川で、
「ふるさとは遠きにありて‥‥」で有名な室生犀星の筆名の由来にもなりました。
写真の橋は犀川大橋です。現在の橋は大正13年(1924年)に架けられ、平成12年(2000年)には国の登録有形文化財になりました。
犀川のほとりに木造4階建ての古そうな建物があります。
正面の方から見ると最下層が見えません。帰宅後に調べたら、この建物は山錦楼という料亭で、大正時代に建てられたようです。
山の向こうは富山県です。
犀川の南西側(金沢城と反対側)の高台にはお寺が密集している地域があります。
町名も寺町。メインストリートの名前も寺町通りです。
にし茶屋街
寺町通りをずっと歩いて行くと、にし茶屋街があります。にし茶屋街の成立は文政3年(1820年)です。100mくらいの通りに沿って、伝統的な建築様式の建物が並んでいます。
これはかつての茶屋を改装した西茶屋資料館です。
1階では島田清次郎の資料を展示しています。 島田清次郎は石川県出身の小説家で、幼少期をにし茶屋街で過ごしました。
2階では茶屋の座敷を公開しています。
やっぱり野球拳をやったんですかねえ。