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淀川を渡る下り銀河

2008年2月25日・26日
大阪・東京で撮影

 大阪市北区、淀川の土手の有名撮影地で、大阪駅到着直前の「銀河」を撮影しました。
 大阪着2月25日の下り列車はEF65 1118が牽引。団体列車などに使われた「スーパーエクスプレスレインボー」用の機関車でしたが、客車が廃車になった現在も活躍中です。

 
大阪駅10番線に入る上り銀河

 EF65形1000番台は1978年から東海道・山陽本線でブルートレインの牽引に使用されていましたが、EF66形への置き換えや列車の廃止により次第にブルートレインでの運用が減少しています。2008年3月のダイヤ改正で「銀河」が廃止されるとEF65形が牽くブルートレインは全て無くなります。
 ちなみに1118号機は1978年の新製直後は貨物用でしたが、1983年にブルートレインに転用され、1997年に現在のレインボー塗装になりました。

 
銀河の行先表示

 国鉄時代の姿をよく保った「銀河」ですが、よく見ると細部に手が加えられています。行先表示はJR西日本標準の黒地のデザインです。また、窓ガラスを固定するHゴムも国鉄時代のグレーから黒に変わっています。

 折角大阪まで来たので、私も「銀河」に乗って東京へ帰ることにしました。

 
客車内から見た機関車

 当日の編成は次の通りです。

機関車 EF65 1118
8号車 オハネフ25 43 B寝台・喫煙
7号車 オハネ25 167 B寝台
6号車 オハネフ25 47 B寝台・喫煙
5号車 オハネ25 207 B寝台
4号車 オハネ25 161 B寝台
3号車 オハネ25 191 B寝台
2号車 オハネフ25 150 B寝台
1号車 オロネ24 6 A寝台
カニ24 104 電源車
 
回送のため反対側に機関車を連結

 東京到着後、田町車両センターへの回送のため機関車を反対側に付け替えます。

 どうも東海道本線のブルートレインは北斗星などに比べて発車する時の衝撃が大きいように感じますが、今回JR東日本区間を担当した運転士は素晴らしい技術を見せてくれました。機関車を連結する時も客車がほとんど揺れず、連結器の錠が落ちるカチャッという音が聞こえます。

 

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