日産 サニー(B10型)
1966年にダットサン・サニーの名で発売された初代サニーです。発売当初は2ドアセダンのみでしたが、後に4ドアセダン、2ドアクーペ、2ドア及び4ドアライトバン、トラックが追加されました。
写真の車は1968年発売の2ドアクーペ(KB10型)です。
車名は一般公募で決められました。当時ソニーが自社の社名に似た名前をいくつも商標登録しており、その中にサニーも入っていたため、ソニーの許諾を得た上での命名となりました。
余談ですが、「魔法使いサリー」も原作発表時はサニーだったものを、アニメ化の際ソニーの許諾を得られずサリーに変えたのだそうです。
日産 フェアレディ(S310系)
1962年発売のフェアレディ1500(SP310型)は横向きの後席を持つ3人乗りの小型の車体にセドリック用の直列4気筒OHV 1500ccエンジンを搭載したオープンカーでした。1965年には写真のフェアレディ1600(SP311型)に移行。排気量が1600ccに拡大され、後席が廃止されて2人乗りになりました。
1967年には直列4気筒SOHC 2000CCエンジンのフェアレディ2000(SR311型)が追加されました。
日産 フェアレディZ(S30系)
1969年にS310系フェアレディの後継車種として登場した初代フェアレディZ(S30系)です。当初国内向けは排気量2000ccのみでしたが、1971年には北米向けと同じ2400ccエンジン搭載モデルも発売。写真はさらにエアロダイナ・ノーズ、オーバーフェンダー、リアスポイラーを装備する240ZG(HS30型)です。
日産 シルビア(S10型)
1965年登場の初代シルビアはフェアレディ1600のクーペ版でした。
2代目となるS10型は1975年登場。開発段階で検討されていたロータリーエンジンは残念ながら搭載されず、直列4気筒SOHC
1800ccのレシプロエンジンになりました。
日産 シルビア(S110型)
1979年登場の3代目シルビアです。このS110型と次のS12型には兄弟車「ガゼール」があります。
写真の車はバンパー変更やオーバーフェンダー装着などの改造が施されています。