日産 フェアレディZ
写真左が1969年に登場した初代(S30型)、右が1978年に登場した2代目(S130型)です。日本は勿論、アメリカでも人気のある車です。
日産 セドリック(30型)
1960年に登場した初代セドリックです。側面まで回り込んだフロントウインドウが特徴です。初期の物はヘッドライトが縦に2灯ずつ並んでいましたが、1962年のマイナーチェンジ以降は写真のように横に並ぶライトになりました。
日産 グロリア(A30型)
このA30型グロリアは、プリンスの初代グロリアから数えて3代目に当たります。プリンス自動車が日産との合併直前に開発を進め、合併後の1967年に発売されました。
1971年のモデルチェンジで、プリンス合併前からの日産の高級セダンであるセドリックと統合されますが、グロリアの名はセドリックと共に2004年まで残りました。
日産 スカイライン
日本の代表的GTカーだったスカイラインのホットバージョンが3台揃いました。
1968年に登場した3代目スカイライン(C10型)、通称「ハコスカ」です。もともとプリンス自動車の車だったスカイラインはこのモデルから日産が開発しています。歴代スカイラインの中でも1989年登場のR32と並んで人気の高いモデルです。
写真の車は1970年発売のハードトップGT-Rです。GT-Rはレースで輝かしい戦績を残しました。
1972年に登場した4代目スカイライン(C110型)です。「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチコピーが使われたため、「ケンメリ」という愛称で呼ばれます。スカイラインが警視庁の警ら用パトカーに採用されたのはこのモデルからです。
写真の車もGT-Rです。ケンメリGT-Rはレースには出場せず、排ガス規制の影響で僅か195台の販売にとどまり、以後R32型で復活するまでGT-Rは途絶えてしまいます。
ケンメリGT-Rの運転席です。アルミのインパネに7つのメーターが並びます。
1981年に登場した6代目スカイライン(R30型)です。広告キャラクターがポール・ニューマンだったことから「ニューマンスカイライン」と呼ばれています。スペアタイヤをテンパータイヤにしたのはこのR30スカイラインが日本で最初です。
写真の車はケンメリGT-R以来久々にDOHCエンジンを搭載したRSです。ただし直列6気筒DOHCのGT-Rとは異なり、こちらは4気筒です。
日産 ファイヤーパトロール(60型)
初代パトロールは警察予備隊(後の自衛隊)への納入を目的に日産が開発した四輪駆動車でした。2代目となる60型は1960年に登場。この車は当時RVとして個人で使用するには大き過ぎ、官庁や法人への納入が殆どでした。ファイヤーパトロールはパトロールをベースにした消防車です。
写真の車は個人所有ですが、まだ現役の消防車もあるようです。