日産 ブルーバード
ここ数年最も参加台数の多い車種がこのブルーバードです。ブルーバードも2001年に生産を終了しましたが、その名はブルーバードシルフィに引き継がれています。
1959年に登場した初代ブルーバード（P310型）です。ダットサン210型の後継モデルで、発売当初は「ダットサン・ブルーバード」という車名でした。
1963年に登場した2代目ブルーバード（P410型）です。このモデルまでクランクによるエンジン始動が可能で、クランクを差し込む穴がナンバープレートの上にあります。アニメ「ルパンIII世」の銭形警部が乗るのもこの車です。
1967年に登場した3代目ブルーバード（P510型）です。前年に合併したプリンス自動車の技術やデザインも導入した意欲作で、史上初めて北米でヒットした日本車でもあります。
写真の車は2台ともスポーツモデルのSSS（スリーエス）です。
1979年に登場した6代目ブルーバード（P910型）です。後輪駆動はブルーバードではこの910型が最後になりました。
日産 ダットサントラック（320型）
1961年に登場した320型ダットサントラックです。戦前の10T型ダットサントラックから数えて5代目に当たります。乗用車からダットサンの名が消えてもトラックはダットサンを名乗り続け、国内向けは2002年まで名前が引き継がれました。
320型は同時期に登場した310型ブルーバードに似た顔つきです。
日産 サニー（B10型）
1966年に登場した初代サニーです。これも初めは「ダットサンサニー」という車名でした。
サニーも国内向けの生産は終了しましたが、ブルーバードシルフィの中国向け輸出仕様がサニーの名で販売されています。
