2007年9月16日・17日、江戸東京たてもの園で「たてものとのりもの」というイベントが開催されました。園内では人力車、輪タク、ボンネットバスが運行され、昭和30年代、40年代の乗用車やトラックも展示されました。
ここでは9月17日の参加車両を紹介します。
日産 セドリック(230型)
1971年-1975年
セドリックはこのモデルから旧プリンス自動車のグロリアと兄弟車になりました。
三菱 コルト1100
1964年-1968年
1100ccの乗用車としてはトヨタの初代カローラが有名ですが、コルトの方が2箇月早く登場しました。
いすゞ ヒルマンミンクス
(PH100型)
1956年-1964年
英国のルーツ自動車と提携し、同社のMK VIIIをノックダウン生産した車種ですが、1957年には完全国産のライセンス生産になりました。
トヨペット コロナ(T20系)
1960年-1964年
クラウン、カローラと並んで長くトヨタの主力車種だったコロナの2代目モデル。写真の車は1961年のマイナーチェンジで登場した1500ccのRT20です。
スバル360
1958年-1970年
非常に高度な技術、先進的な設計を以て完成したこの車も、今では郷愁をそそる車の代表格です。
マツダ T2000
1962年-1974年
オート三輪最末期の車種。本来なら四輪にする程大きなトラックですが、小型車扱いになること、四輪より小回りが利くことから、昭和40年代中期まで材木業者を中心に需要がありました。
マツダ K360
1959年-1969年
排気量360ccですが4サイクルエンジンを搭載し、丸ハンドルや全天候型キャビンをライバルのミゼットより先に採用しました。
ダイハツ ミゼット(MP型)
1959年-1972年
1957年に登場した初代ミゼット(DK型)は、吹き曝しのキャビンにバーハンドルでしたが、このMP型は全天候型キャビンと丸ハンドルを採用し、エンジンもパワーアップ。前述のマツダK360と人気を二分しました。