フェラーリ 308GTS
ディーノ246GTの後継モデルであるフェラーリ308GTBは1975年に登場しました。308GTSは308GTBと同系のスパイダー(オープンカー)で、1977年に登場しました。
ディーノは本来フェラーリとは別ブランドですが、308シリーズはV型12気筒エンジン搭載モデルと同じフェラーリを名乗っています。
スパイダーと言っても、固定式のリアウインドウを持ち、ポルシェで言うところのタルガトップです。
エンジンはV型8気筒3000ccのミッドシップです。
308GTSの運転席です。
シトロエン DS
1955年に登場したDSです。ラジエーターグリルの無い流線型の車体は「宇宙船」と呼ばれる程特異なスタイルでした。軽量・低重心化のため屋根はFRP製です。
写真の車は1967年以降のモデルで、4灯のヘッドライトのうち内側2灯がステアリングに連動して首を振ります。
全長4.81m、全幅1.8m、全高1.47mと、当時の欧州車としては大型です。空気圧と油圧を併用するハイドロニューマチックサスペンションをはじめ、半自動トランスミッションやパワステ、ディスクブレーキ(フロントのみ)など先端技術満載の車です。
ハンドルもスポークが1本だけの珍しい形です。これは正面衝突の際、ハンドルにぶつかったドライバーを車内中心方向に逃がすための工夫です。一見奇抜なデザインも、このように全て合理的な機能の一部です。
写真の車は通常のマニュアルトランスミッションで、ハンドルの右側にシフトレバーがあります。
シボレー コルベット(C3)
1967年に登場した3代目コルベットです。大排気量エンジンをフロントに置き太いトルクで後輪を駆動する典型的なアメリカンスポーツです。
コルベットの運転席です。
コルベットのエンジンはもちろんV型8気筒OHVです。メッキのエアクリーナーもアメ車の雰囲気を盛り上げます。C3型はマイナーチェンジを繰り返して1982年まで製造されました。排ガス規制が厳しくなった時期でもあり、排気量・出力は年式により様々です。
ボンネットの裏にはナイスバディが‥‥。
シボレー インパラ
シボレーの最上級車種として1958年に初登場。モデルチェンジを繰り返して現在も生産されています。初期型は大きなテールフィンが特徴でしたが、1961年頃のモデルからフィンがなくなりました。
インパラも運転席の写真だけですが、写真の車の外観を2002年に撮影した物がこちらにあります。
フォード クラウンビクトリア
フォード クラウンビクトリアはアメリカで主にパトカーやタクシーに使用されるフルサイズセダンです。近年のモデルのエンジンはV型8気筒SOHC 4600ccです。
オースチン ヒーレー スプライトのボンネットに貼られた今年のパレードのステッカーです。今年のテーマである「黄金仮面」のイラストです。
参加車両が多いため全てを網羅できませんでしたが、今年も懐かしい車、珍しい車が多数集まりました。来年も楽しみです。