2007年2月28日
帰ってきたロン
ロンがアメリカの大統領になったのは1981年でした。
ソ連を仮想敵国に設定していたアメリカにとって、日本は重要な軍事拠点でした。
ロンと仲良しだった日本の総理大臣ヤスは日本の事を
「外国の飛行機の侵入を許さない防壁を持った船」と言いました。
それを聞いたアメリカの新聞社が「不沈空母」という言葉を使ったので、
日本国内では「ヤスは軍国主義者だ」と叩かれました。
ロンは大統領を2期8年務め上げて引退しました。
それから15年後の2004年6月、ロンは天に召されました。
晩年は自宅で闘病生活を送っていたようです。
そのロンが大きな空母になって、「不沈空母」と呼ばれた日本にやって来ました。
こんどの敵は北朝鮮のようです。
スズメバチという名前の戦闘機をたくさん積んでいます。
ロンが大統領だった頃、
日本人が牛肉とオレンジを自由に輸入できるようにして欲しいと
ヤスに頼んだそうです。
たくさんある空母の中からロンが日本にやって来たのは、
最近アメリカからの牛肉の輸入が滞っているので
様子を見に来たのではないかと私は思っています。