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2005年12月10日

思いは通じる

先日、所用で長距離のドライブをしました。
埼玉県の久喜から青森県の三沢まで600km余りを車で往復です。
出発は金曜の夜。東京の仕事場から直行です。
久喜へ戻るのは月曜の早朝。帰宅せずにそのまま出勤です。
辛いです。できれば新幹線か飛行機で帰りたいです

久喜駅前から6人が1台の車に乗り、三沢へ向けて出発。
運転免許を持つ4人が交代で運転し、夜の高速道路を順調に北上しました。
私がハンドルを握っている間に夜が明け、
岩手県から青森県へ入ろうとする辺りで雪が降ってきました。
タイヤにチェーンを付けて、
雪がシャーベット状に積もった高速道路を慎重に走ります。

運転を別の人に替わってもらい、助手席に座っていた時の事。
疲れてうとうとしていた私がふと前を見ると、ガードレールが目前に迫っています。
パンッ、と音がしてエアバッグが開き、
車はくるりと回って追い越し車線で止まりました。

幸い、誰も怪我をしていないようです。
後続車もいなかったみたいです。
慌てて車を路肩に押し戻し、警察に連絡。
車内にいると危険なので、道路脇の非常電話の所に固まって救援を待ちます。
雪は、まだ降っています。

えらい目に遭いましたが、誰も怪我をしなかったのは不幸中の幸いです。
目的地には別の車で着く事ができ、帰りは念願叶って新幹線でした
客観的には、良かったかもしれません。

しかし、人の車1台潰して、事故の法的責任は私になくて、
実は新幹線の切符も自分で買ったわけではありません。
私の勝手な願望が通じた結果がこれだとしたら、何と身勝手な‥‥。
思うだけなら勝手だと思っていましたが、とんでもないですね。
(でも日曜のうちに帰れてよかったです)

2005年12月10日 15:33 | カテゴリー:よしなしごと