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EF66に取り付けられたなは・あかつきのヘッドマーク

音楽 「昔日の思い出」
BlueRibbon作曲
2008年2月24日・25日撮影

 この列車は1~4号車が「なは」で、5~10号車が「あかつき」です。機関車に付くヘッドマークには両方の列車名が書かれています。

 
大阪駅3番線から発車する「なは・あかつき」

 京都-熊本間の「なは」は、愛称、運行体系ともに複雑な歴史を持つ列車です。
 1968年から、新大阪-西鹿児島(現・鹿児島中央)間の昼間の特急に「なは」、寝台特急には主に「明星」の愛称が使われていましたが、1975年から「なは」も寝台特急の愛称になりました。1986年には「明星」の定期運行が終了し、以後「なは」のみが残っていました。

 写真の車両は2人用個室寝台「デュエット」です。

 
最後部に連結されたオハ14形300番台「レガートシート」

 京都-長崎間の「あかつき」は、関西と九州を結ぶ初めてのブルートレインとして1965年に運転開始。当初は新大阪発着で、東海道新幹線に接続して東京発着列車より短時間で関東と九州を結ぶ使命も担っていました。

 写真は夜行バスのようなリクライニングシートが並ぶ「レガートシート」です。「なは・あかつき」には、このような変わった車両が多数連結されています。

 
淀川を渡る上り「なは・あかつき」

 別々に運転されていた「なは」と「あかつき」は、2005年10月以降は京都-鳥栖間で1本にまとめて運転され、鳥栖駅で両列車の連結・切り離しを行っています。
 写真は大阪を発車後、淀川を渡り新大阪を目指す上り列車です。

 ブルートレインは1990年代半ばから削減が続いています。関西と九州を結ぶ最後の列車「なは・あかつき」も、2008年3月15日のダイヤ改正で廃止されます。

 

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